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| なぜ、100m 昭和38年、27歳の時に100mを目指す潜水を試みた。 東亜潜水という歴史の古い、今でも立派で有名な会社に勤務しているときで、新しい潜水器を開発するということでテスト潜水をしてやらせてもらった。私も未熟だったし、器材も未完成、潜水についての理論も不確かだった。ヘリウムも簡単には手に入らなかったから、空気で潜水した。自分では十分に考えて準備したつもりだったが、結果として危険な泉水になってしまい、90mから戻ってきた。以来、頭のどこかに100m潜水がこびりついている。何時の日にか・・・・・。 深い潜水を行う年齢的な限界を越えた60歳の身体が、100mの潜水でどのように働くか。 すべての活動において、身体活動の医学的、心理的な年齢限界を研究することは重要である。限界値の研究はその活動の本質と効用を見極めるためにも役立つ。 生涯教育、生涯スポーツの指導を始めなければ、本気になって100m潜水を再チャレンジする気持ちにはならなかったかも知れない。高齢でも続けられ、価値のある活動を続けられるものでなければ、ダイビングは、生涯教育、生涯スポーツとして価値の低いものになる。 そして、なによりも私は、潜水するために生まれてきたと思っている。他の人が何百メートル潜ろうと、私は、私の限界の深さまで潜りたい。 やりたいことは、やれるうちにやらなければならない。 明日はそんなに沢山残っていないかもしれない。 330Feet Dream at 60+1 プロジェクト報告より抜粋 |