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| これまで、4回、2年にわたる定点観察では、特にテーマを設けずに、生物の観察撮影を行ってまいりましたが、 今後はテーマをつくって定点観察を行いたいと思います。 |
1.クリーンアップと定点ブロックを置く
| これまで、定点観察撮影を行ってきた、北入り口前の隅の水面(1998年クリーンアップ区域)は、沢山のゴミが捨てられておりましたが、あえて、ゴミを拾って引き揚げるようなことはしませんでした。ゴミが魚の隠れ場になっていたからです。メバルの子、セイゴ(スズキの子)などは、捨てられている道路パイロン、家庭電化製品、プラスチックの箱、バケツなどに住み着いていました。空き缶や、空き瓶にはハゼの類、ギンポの類が入っていました。 今後は定点観察でも、目に付いたゴミは拾い上げて行きます。捨てられている大型ゴミの代わりに、大きさはゴミよりも小さいコンクリートブロックを5個でいど置いて魚の住処とし、目標のない砂、泥の海底での観察と撮影の目印にしたいと考えています。魚の住まっている、空き缶、空き瓶は、とりあえずブロックの周辺に置いて住み替えをしてもらうのを待つことになります。このブロックは一人で容易に持ち運びが出来る大きさのもので、粗大ゴミよりも小さく、後で述べる1999年のクリーンアップ大作戦の際には、魚が住んでいるままで水槽に入れて岸にあげ、子供たちにも見てもらおうと考えております。 |
2.マハゼの観察
| お台場の海底は、マハゼの巣穴があり、マハゼが産卵し、沢山のマハゼの稚魚が育っています。マハゼを追って観察を進めます。 |
3.生物の棲みわけマップの作成と変遷の観察
| 北入り口の近く、岸辺からほんの20メートルの範囲ですが、カニが沢山いるところ、カレイの子供が出現するところ、イソギンチャクの多いところ、マガキが多いところ、生物は棲み分けています。そのマップを作り、その変遷を記録して行きます。 |
| 9/15(火)お台場にて定点ダイビングを実施いたしました。 水深1.5m 最近生物も発見しております。 カニを撮影 |
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| 観察された生物例 カブトクラゲ ミズクラゲ クロガネイソギンチャク ユビナガスジエビ エビジャコ ユビナガホンヤドカリ イッカククモガニ チチュウカイミドリガニ ケフサイソガニ トゲアメフラシ ユウレイボヤ マンハッタンボヤ コトヒキ ヨウジウオ マハゼ チチブ |
![]() 魚眼レンズにて撮影 |
12月13日.快晴.水温15度.透視度4メートル.参加人数18名 12月13日、楽しみにしていたお台場でのダイビングを行った。前回の9月のダイビングでは透視度が50センチ程しかなく、水中では暗闇にいる感じで恐ろしささえ感じた。 海底に手を入れるとへどろの中に引き込まれてゆくような気がして「死の海」といったイメージがぼくの心の中にあった。しかし、今回のダイビングでそのイメージは一気に変わった。 まず潜り始めると透明度がめちゃくちゃ良く、4メートル位もあった。前回の悪いイメージがあったので、ぼくは思わず「これは沖縄のうみだー」と思ってしまった。 海底にはチチュウカイミドリガニが歩き回り、ニクハゼやマハゼが泳ぎ、水深3メートル位になるとトゲアメフラシが大群でヘドロの上を這いずり回っていた。 中でもぼくの好きなヨウジウオがいたのには本当に驚いた。生物の種類は少ないけれど数が多く、海の中に生命力を感じることができた。この生物達は、いったいどこから来るのだろうか?。 トゲアメフラシが大群で発生してしまう程、富栄養化しているのだろうか?・・・季節毎に大きく変化する東京湾はいったい何なんだろうかと不思議に思うし、考えるだけでワクワクしてしまう。ぼくはますます東京湾にひかれ、海というものが好きになった。これからもダイバーとして、水産大生として色々な面で趣味を持ち、関わっていきたい。 東京水産大学潜水部43代小坂康之 |
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4月24日.雨.参加人数12名 お台場潜水への参加は12月に続きまだ2回目ですが、湾奥の埋め立て地に囲まれた人工砂浜にも、四季による生物相の移り変わりが明らかにあることを見て、水産生物を専門に勉強する立場にありながらとても感動してしまいました。12月にあれだけたくさんいたトゲアメフラシは数を減らしたし、ニクハゼは姿を見かけなくなりました。そのかわり(というわけではないが)まだ中層を泳ぐかわいいマハゼの稚魚の群れやアミの出現など春を感じさせる生物たちをみて、この海もまだ生きていることを痛感しました。チチュウカイミドリガニ、イッカククモガニ、ミドリイガイ、マンハッタンボヤ、フレリトゲアメフラシなどなど様々な外来種の侵入を受けながらも、なおこの海は存在し続けていきます。 今、ものすごい勢いで変貌し続けるこの海を鵜守ことは、他の自然の未来を考える上でも何らかの指針を与えるものになるのではないでしょか。 東京水産大学潜水部(勝越清紀) |